%e8%84%b1%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%af%e3%81%a7%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b1%e3%82%a2%e3%80%81%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%ab%e3%82%b1%e3%82%a2%e5%af%be脱マスクで気になるスキンケア、オーラルケア対策
2023年3月13日から屋内でのマスク着用が個人の判断に委ねられ、コロナ禍で約3年間続いたマスク生活に、少しずつ変化が訪れています。
マスクを着用するかどうか は個人の自由になりましたが、新型コロナウイルスの感染対策の理由以外にも、ご自身の肌荒れやシワ、口臭が気になるのでマスクを外したくない…という方も少なくないのではないでしょうか。
今回は「脱マスク」に備えたスキンケア商材をご紹介します。
肌荒れ・シミ・シワ対策
マスク生活で気にかける機会の減っていた肌荒れ・シミ・シワが気になってきますよね。
マスクを付けることで肌が荒れた、ニキビができたというお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
肌荒れ・ニキビには、抗炎症作用のある有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」で肌を落ちつけつつ、さらに潤いと柔軟性を与えてくれる薬用化粧品がおすすめです。
シミ・シワ対策には有効成分「ナイアシンアミド」が配合された薬用化粧品の使用などが効果的です。
ナイアシンアミドが表皮にハリと潤いを与え、コラーゲンの産生を促進します。産生されたコラーゲンが肌の奥から凹んだ肌をしっかりと支え、押し上げることで刻まれたシワをケアします。
また、ナイアシンアミドはシミの原因となるメラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを防ぎます。
口臭、ホワイトニング対策
口臭対策商品はコロナ禍のマスク生活で大きく市場を伸ばしました。マスクをすることで、ご自身の口臭が気になる方も増えたようです。オーラルケアに対する人々の意識も高まっています。
口臭ケアには抗菌作用のある有効成分「イソプロピルメチルフェノール」などが配合された薬用歯磨きの使用が効果的です。
また、長いマスク生活で口呼吸の癖が付き、口内が乾いてしまうのも口臭の原因になります。
歯の隙間まできちんと歯磨きをすること、口内を乾燥させないことが基本的な口臭対策です。
歯の黄ばみもマスクを外すことで気になるポイントの一つかと思います。
有効成分「ポリリン酸ナトリウム」配合の薬用歯磨きは、タバコのヤニを除去したり、歯石の沈着を防止したりする効果があります。
定期的なブラッシングにより、歯の白さを保つ効果があります。
まずはご自身で正しいブラッシングがきちんとできているか、見直してみるのもいいでしょう。
あとがき
いかがでしたでしょうか。「脱マスク」に伴い、様々なお悩みを抱えている方も増えていると思います。
天真堂では皆様のお悩みに合わせて様々な製品のご提案が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
景品表示法・特定商取引法取扱 個人認証(KTAAマーク)を取得した背景
新たな広告手法や広告規制が目まぐるしく生まれている今日、周囲を見渡しても過剰な広告、フェイク、法的違反広告などが溢れている…と感じています。 世間と足並みを揃えているのにも関わらず、規制に触れてしまうこと、消費者からの信頼を損ねてしまう事例も残念ながら存在します。 依頼主様が消費者の利益を守りつつ安心して営業活動を行えるよう、天真堂では広告手法・表現の相談をはじめとした薬事チェックや、法令を遵守できる営業、販売をサポートできるよう取り組んでいます。 株式会社天真堂では、YMAAマークに続き、依頼主様の販売広告の薬機法・景表法確認実務を担当する者全員が、薬機法医療法規格協会が管轄するKTAA個人認証を習得したことを報告させていただきます。景品表示法・特定商取引法取扱 個人認証(KTAAマーク)とは
KTAA個人認証マーク制度は景品表示法・特定商取引法の知識を習得した広告取扱担当者として評価し、その旨を示すKTAAマークを付与し、事業活動に関してKTAAマークの使用を認める制度です。最後に
今後も、天真堂は社全体として薬機法・景品表示法の遵守に取り組み、より一層の「売れるを作る」営業活動を継続してまいります。株式会社天真堂(本社:東京都江東区、代表取締役:牧野快彦)が運営する健康食品・化粧品EC通販「グローバルヘルシー」はこれまで215万人以上に愛されてきました。この度、TOKYO MX系にて放送中の話題の商品を紹介する番組「ええじゃないか!!」(2023年4月23日放送回)に、「エクサスリムLCDプロテイン」を取り上げていただき、出演者のアンタッチャブルの柴田英嗣さん、タレントの矢口真里さんをはじめ、番組出演者の方々に試飲いただきました。 ※LCDとは「低糖質ダイエット」のことです。
置き換えダイエットプロテイン「エクサスリム」について
「エクサスリムLCDプロテイン」は管理栄養士(弊社従業員)がこだわり抜いて開発したダイエットプロテイン! 「たんぱく質」「糖質」「食物繊維+乳酸菌」の3つのテーマを基に、エクサスリムシリーズは開発されました。 <エクサスリムLCDプロテインの主な特長(1食(50g)あたり)> ・たんぱく質 20.2~27.1g ・糖質量 6.7~11.7g ・水溶性食物繊維+乳酸菌100億個配合 “置き換えダイエットだからこそ、美味しいものをお届けしたい” 毎日飲んでも飽きないくらい豊富なフレーバーを10種ご用意いたしました。
テレビ番組「ええじゃないか!!」にて大変好評でした!
番組では「エクサスリムLCDプロテイン」のこだわりポイントなどについてご紹介し、実際にカフェ系、フルーツ系、スープ系の全10フレーバーを試飲いただきました。

■アドバイザー起用の背景
天真堂は自社工場(岩手県八幡平市)において、これまで20年以上に亘り、天真堂専属の管理栄養士(開発担当者)のもと、プロテインドリンクやプロテインスープをはじめとした健康食品等の開発・製造を行って参りました。 一方、國井大輔氏は厚生労働省や国立健康・栄養研究所等に従事した後、国内外の大学等において、管理栄養士としての専門知識を活かして糖質管理を中心とした栄養管理技術を提供したり、レシピ開発支援等の食と健康をつなぐ事業を幅広く行っており、日本だけでなくアジアの人々の健康の実現に多大な貢献をされてきました。 今回、國井大輔氏の栄養管理アドバイザー就任により、開発担当者である天真堂の管理栄養士との連携が図られることで、日本をはじめアジアの人々が、美味しく食べて健康な日々を過ごせるよう、これまで以上に、食教育・栄養指導サービスをベースにした、健康食品等の商品開発につなげて参ります。■國井大輔氏 プロフィール
丸大食品株式会社開発企画部商品開発研究所、徳島大学医学部栄養学科実践栄養学講座、厚生労働省健康局生活習慣病対策室(所属名は当時)などで管理栄養士として従事した後、日本アミタス株式会社、日本栄養管理サービス協会を設立。独自に開発した支援プログラムや健康づくり環境総合調査システムを活用し、これまで国内外で延べ1万人以上に対する食教育・栄養指導の実績とノウハウを保有。 現在、中国を中心としたアジア圏で栄養管理技術によるヘルスケア事業や、国内外におけるレシピ・商品開発支援、専門家育成支援、食と健康に関する幅広いコンサルティング、講演・執筆活動などを行っている。 <現職> ・十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 特任教授 ・東京家政学院大学 人間栄養学部 人間栄養学科 非常勤講師 ・上海健康医学院 客員教授 ・北京大学付属病院 北大医療海洋石油病院 医学顧問 ・一般社団法人 日本栄養管理サービス協会 理事 ・日本アミタス株式会社 代表取締役 など <主な職歴> ・厚生労働省 健康局 生活習慣病対策室 栄養指導係長 ・文部科学省 科学技術・学術政策局 評価推進室 専門職 ・国立健康・栄養研究所 国際産学連携センター 研究員 ・徳島大学 医学部 栄養学科 実践栄養学講座 助手 ・丸大食品株式会社 開発企画部 商品開発研究所 研究員 など (所属名・肩書は当時のもの)2023年1月11日~13日まで開催されていた、「第13回 化粧品開発展 -COSME Tech 2023 TOKYO-」では、たくさんの方々にブースまで足を運んでいただきました。ご来場誠にありがとうございました。 当日の様子はこちら!!




あとがき
今回は展示会でとくに人気のあった4種をご紹介しましたが、天真堂では他にも様々なシズルコスメの開発・製造を行っております。 ご興味があればお気軽にお問い合わせください。 化粧品・健康食品のOEM/ODM事業を展開する株式会社天真堂(本社:東京都江東区、代表取締役:牧野快彦)は、『地方企業からミライを』プロジェクトを通じて、プロサッカープレイヤーの香川真司選手・長谷川唯選手を公式アンバサダーに起用したことをお知らせいたします。■『地方企業からミライを』プロジェクトについて
『地方企業からミライを』プロジェクト(https://chiho-mirai-project.com/)は、長らく続くGDPの低迷、そしてコロナによる経済の打撃からの日本全体の産業の活性化のために、日本企業の多数を占める地方企業の事業活動を支援し、地方経済の活性化の促進を起点に、日本全国の企業の活性化に取り組んでいくことを目指しています。 弊社は本プロジェクトに賛同し、参画したことで、香川真司選手・長谷川唯選手が公式アンバサダーに就任することとなりました。■本プロジェクトを通して
本プロジェクト公式アンバサダーの香川真司選手、長谷川唯選手は日本を代表するトップアスリートとして活躍されています。両選手の気迫に満ちたプレースタイルは、見る者の「心」を動かし、弊社のミッションでもある「“こころ動く”生き方をつくる」と合致しています。香川真司選手、長谷川唯選手の肖像を弊社ホームページやコンテンツに活用することでたくさんの方に認知してもらい、事業パートナーとして唯一無二の存在を目指します。これまで、食品の種類について解説を行ってきましたが、今回は食品の中でも「食品添加物」の表示について解説をしていきます。
食品添加物の不使用表示の現状
食品添加物は、内閣府に設けられた機関である食品安全委員会で安全性が評価され、厚生労働省での審議を経て成分規格や使用基準が設定され、食品表示法に基づく食品表示基準によりその表示方法が規定されています。
しかしながら、食品表示基準上、食品添加物が不使用である旨の表示に関する特段の規定はなく、現状では、食品関連事業者等が容器包装に、任意で「無添加」、「不使用」等の表示を行っている状態でした。
食品表示基準の改正
~「人工」「合成」の文言が使用不可に~
消費者が正しい商品選択をできるように、食品添加物表示に対する検討会が行われ、消費者の誤認防止の観点から、定義が不明確であった「人工」、「合成」の文言を食品表示基準から削除する方針となりました。(2020年7月16日公布 食品表示基準改正)
この改正に伴い、製品の一括表示欄への食品添加物の用途名表示の際に「人工」又は「合成」を冠した表示ができなくなりました。
ちなみに、この経過措置期間は、2020年7月16日~2022年3月31日まででした。
→現在は、食品添加物について「人工」や「合成」を冠した表示を行っている食品は、販売することができません。
消費者庁がこれまでに実施した消費者意向調査等において、食品添加物は安全性が評価されているということについて十分に理解されていないことがわかりました。
商品選択の際に、食品添加物の不使用表示を見て購入する消費者や、製品の一括表示欄を確認せずに購入する消費者がいることなど、食品添加物の不使用表示に対する消費者意識の実態を把握し、実際の表示を基に検討が行われました。
実際の表示の中で、検討が必要な食品添加物の不使用表示を類型化し、さらに、各類型のうち、現時点で食品表示基準に規定された表示禁止事項に該当するおそれが高いと考えられる表示についてガイドラインを取りまとめました。
食品添加物の不使用表示に関するガイドライン
食品添加物の不使用表示に関して、消費者に誤認等を与えないように留意が必要な具体的事項をまとめた「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」が制定されました。(2022年3月30日公布)
こちらのガイドラインでは、食品表示基準において、表示禁止事項に該当する恐れのある食品添加物の不使用表示について10の類型に分けています。食品添加物の不使用表示を一律に禁止するものではありませんが、食品関連事業者等が、食品表示基準に定められた表示禁止事項に当たるか否かを自己点検する際に用いることができるものとしています。
適用範囲については、食品表示基準の規定に基づき、一般用加工食品の容器包装における、食品添加物(食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する物)の不使用表示について適用されます。
食品添加物の不使用表示に関するガイドライン
(10の類型)
類型1:単なる「無添加」の表示
類型2:食品表示基準に規定されていない用語を使用した表示
類型3:食品添加物の使用が法令で認められていない食品への表示
類型4:同一機能・類似機能を持つ食品添加物を使用した食品への表示
類型5:同一機能・類似機能を持つ原材料を使用した食品への表示
類型6:健康、安全と関連付ける表示
類型7:健康、安全以外と関連付ける表示
類型8:食品添加物の使用が予期されていない食品への表示
類型9:加工助剤、キャリーオーバーとして使用されている(又は使用されていないことが確認できない)食品への表示
類型10:過度に強調された表示
個別に各類型について解説します。
類型1:単なる「無添加」の表示
無添加となる対象が不明確な、単に「無添加」とだけ記載した表示のことです。
対象を明示せず単に「無添加」と表示をすると、何を添加していないのかが不明確であるため、添加されていないものについて消費者自身が推察することになり、一般的に消費者が推察した内容が事業者の意図と異なる場合には内容物を誤認させるおそれがあるためです。
単に「無添加」とだけ記載した表示のうち、無添加となる対象が消費者にとって不明確な表示
類型2:食品表示基準に規定されていない用語を使用した表示
無添加あるいは不使用と共に、食品表示基準において規定されていない用語を用いる表示のことです。
食品表示基準において、食品添加物の表示は化学的合成品と天然物に差を設けず原則として全て表示することとしています。
食品添加物の表示において「天然」又はこれに類する表現の使用を認めていません。
そのため「人工」、「合成」、「化学」及び「天然」の用語を用いた食品添加物の表示は適切とはいえません。こうした表示は、消費者がこれら用語に悪い印象や良い印象を持っている場合、「無添加」あるいは「不使用」と共に用いることで、実際のものより優良又は有利であると誤認させるおそれがあるためです。
「人工甘味料不使用」等、無添加あるいは不使用と共に、人工、合成、化学、天然等の用語を使用した表示
類型3:食品添加物の使用が法令で認められていない食品への表示
法令上、当該食品添加物の使用が認められていない食品への「無添加」あるいは「不使用」の表示のことです。
当該食品添加物が使用されることはない旨を知らず、当該食品添加物が使用された商品を望んでいない消費者は、当該商品は不使用表示のない商品よりも優れている商品であると読み取るおそれがあり、実際のものより優良又は有利であると誤認させるおそれがあるためです。
清涼飲料水に「ソルビン酸不使用」と表示(清涼飲料水へのソルビン酸の使用は使用基準違反である。)
類型4:同一機能・類似機能を持つ食品添加物を使用した食品への表示
「〇〇無添加」、「〇〇不使用」と表示しながら、〇〇と同一機能、類似機能を有する他の食品添加物を使用している食品への表示のことです。
消費者が、食品添加物が含まれている食品を回避したいと考えている場合に、不使用表示の食品添加物と、それと同一機能もしくは類似機能を有する食品添加物の違いが、表示において分からない場合、当該商品は、当該不使用表示の食品添加物を使用している商品よりも優れている商品であると読み取るおそれがあり、実際のものより優良又は有利であると誤認させるおそれがあるためです。
日持ち向上目的で保存料以外の食品添加物を使用した食品に、「保存料不使用」と表示
類型5:同一機能・類似機能を持つ原材料を使用した食品への表示
「〇〇無添加」、「〇〇不使用」と表示しながら、〇〇と同一機能、類似機能を有する原材料を使用している食品への表示のことです。
食品添加物を回避したいと考えている消費者に、社会通念上食品であるとは考えられない原材料で代替されていると認知されないかぎり、食品添加物を使用した商品よりも優良又は有利であると誤認させるおそれがあるためです。
例①:原材料として、アミノ酸を含有する抽出物を使用した食品に、添加物としての調味料を使用していない旨を表示すること。
例②:乳化作用を持つ原材料を高度に加工して使用した食品に、乳化剤を使用していない旨を表示すること。
類型6:健康、安全と関連付ける表示
無添加あるいは不使用を健康や安全の用語と関連付けている表示のことです。
そもそも食品添加物は、安全性について評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限り国が使用を認めている。事業者が独自に健康及び安全について科学的な検証を行い、それらの用語と関連付けることは困難であり、実際のものより優良又は有利であると誤認させるおそれがあるとされています。
例①:体に良いことの理由として無添加あるいは不使用を表示すること。
例②:安全であることの理由として無添加あるいは不使用を表示すること。
類型7:健康、安全以外と関連付ける表示
無添加あるいは不使用を健康や安全以外の用語(おいしさ、賞味期限及び消費期限、食品添加物の用途等)と関連付けている表示のことです。
このうち、以下例①~③のような場合は、表示禁止事項に該当するおそれが高いとされています。
例①:おいしい理由として無添加あるいは不使用を表示すること。(おいしい理由と食品添加物を使用していないこととの因果関係を説明できない)
例②:「開封後」に言及せずに「保存料不使用なのでお早めにお召し上がりください」と表示すること。(期限表示よりも早く喫食しなければならないという印象を与える)
例③:商品が変色する可能性の理由として着色料不使用を表示すること。(変色と着色料の用途との関係を説明できない)
類型8:食品添加物の使用が予期されていない食品への表示
消費者が、通常、当該食品添加物が使用されていることを予期していない食品への無添加あるいは不使用の表示のことです。
このうち、以下の例①②のような例の場合に、当該食品添加物が使用された商品を望んでいない消費者に、不使用の表示が無い商品より優良又は有利であると誤認させるおそれがあるとされています。
例①:同種の製品で一般的に着色料が使用されておらず、かつ、食品元来の色を呈している食品に「着色料不使用」と表示すること。
例②:同種の製品が一般的に当該食品添加物を使用していないことから、消費者が当該食品添加物の使用を予期していない商品に対して、当該食品添加物の不使用を表示すること。(ミネラルウォーターに保存料の不使用、ミネラルウォーターに着色料の不使用など)
類型9:加工助剤、キャリーオーバーとして使用されている(又は使用されていないことが確認できない)食品への表示
加工助剤、キャリーオーバーとして食品添加物が使用されている(又は使用されていないことが確認できない)食品への無添加あるいは不使用の表示のことです。
このうち、以下例①②のような場合は、表示禁止事項に該当するおそれが高いとされています。
例①:原材料の一部に保存料を使用しながら、最終製品に「保存料不使用」と表示すること。
例②:原材料の製造工程において食品添加物が使用されていないことが確認できないため、自社の製造工程に限定する旨の記載と共に無添加あるいは不使用を表示すること
類型10:過度に強調された表示
無添加あるいは不使用の文字等が過度に強調されている表示のことです。
表示内容が事実であれば直ちに表示禁止事項に該当するおそれがあるとはいえないが、以下例①②のような場合は、表示禁止事項に該当するおそれが高いとされています。
例①:商品の多くの箇所に、過剰に目立つ色で、〇〇を使用していない旨を記載すること。
例②:保存料、着色料以外の食品添加物を使用している食品に、大きく「無添加」と表示し、その側に小さく「保存料、着色料」と表示すること。
あとがき
消費者への誤認を防ぐため、広告表示や製品への表示に関する規制は年々厳しくなってきています。今回のコラムで、既存販売商品の見直しや今後新しい商品開発の際に役立てていただければ幸いです。
天真堂では、健康食品や機能性表示食品などのOEMを行っています。
豊富な経験と知識で皆さまをサポートしていきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。



2022年12月1日から日焼け止め(UVケア)製品に新しい基準「UV耐水性」が設けられました。「UV耐水性」って何?今までの日焼け止めの基準と何が違うのか?今回は、そんな日焼け止めの基準についてご紹介します。
日焼け止め製品の基準は?
日焼け止め製品の能力は大きく分けて2つです。
★紫外線を防ぐ!「SPF」「PA」
日焼け止めの「SPF」「PA」には厳格な統一基準が定まっており、発売されている日焼け止め製品は、その統一されたルールで測定された数値が表記されています。
★塗った部位に留まる!ウォータープルーフ
一方で、汗や水に対して強いことを表す言葉「ウォータープルーフ」には、決まった測定方法(基準)が存在していませんでした。そのため、製造各社は独自基準を設けざるを得ず、どうしてもウォータープルーフは比較しにくい状態でした。
ウォータープルーフ性能が比較できるようになります
新しい基準「UV耐水性」の登場で、ウォータープルーフ性能に明確な基準が設けられました。塗った部分に留まる能力を★(または、☆)で表します。
具体的な基準
・合計40分(20分×2回)の水浴条件で、耐水性ありと判定された場合
「UV耐水性★」または「UV耐水性☆」と表示できる。
・合計80分(20分×4回)の水浴条件で、耐水性ありと判定された場合
「UV耐水性★★」または「UV耐水性☆☆」と表示できる。
※ISO18861に基づき測定し、得られた耐水性(SPFの保持率)の90%信頼限界の下限値が50%以上の場合を耐水性効果ありと判定します。
消費者への影響
現段階では、基準が制定されただけです。業界全体に大きな技術発展があった訳ではありません。★(☆)が多くても、こまめに塗り直すなどの今まで通りの対応は心掛けましょう。
またUV耐水性の★(☆)が多いことがすなわち良い品質というわけではない点に注意してください。大事なのはUV防御性能と洗浄時の肌負担のバランスです。ご自身の生活や使用タイミングに合わせて使う製品を選ぶようにしてください。
これからの日焼け止め(UVケア)製品について
2022年12月1日~2024年11月30日までの2年間は経過措置期間として自社基準での「ウォータープルーフ」表示は認められます。
2024年12月1日からは、新基準の試験を行ったものでなければ「ウォータープルーフ」表示はできません。
あとがき
統一基準の制定は競争を激化させ、様々な素晴らしい製品の登場を促しますので、どんな日焼け止め(UVカット)製品が市場に出てくるか今から楽しみです。
天真堂では、日焼け止め(UVカット)製品の開発・製造を行っております。ご興味があればお気軽にお問い合わせください。
