COLUMN

 

医薬部外品と化粧品の違い~歯みがき類編~

基礎知識

みなさんは、歯みがき粉を購入する際に何を重視して選んでいますか?
パッケージやCM広告など、たくさん種類があって、どれを選んだらよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?また、歯みがき粉だけではなく、オーラルケア製品はマウスウォッシュなどもあり、たくさんある製品の中から選ぶのは難しいですよね。
今回は、製品を作る立場からこれらの「歯みがき類」についてお話をしていきます。

「歯みがき類」にも化粧品と医薬部外品があります

みなさんが日頃、お口のケアをする際に使用している「歯みがき粉」や「マウスウォッシュ」などは、医薬部外品・化粧品業界では大きくひとくくりに「歯みがき類」と呼ばれています。
これらの「歯みがき類」には、化粧品規格のものと、医薬部外品の「薬用歯みがき類」があります。
では、具体的にどのような違いがあるのか、見ていきましょう。

■化粧品の歯みがき類の場合
剤型はペースト状やジェル状、液体のものなど幅広くありますが、使用方法において効能効果に違いがあります。

化粧品においては、人体への作用が緩和なもので、見た目を美しくし、清潔・健やかに保つものとなっていますので
汚れを落とす作用については、「ブラッシング」という物理的作用を用いて使用することで、標ぼうが可能となっています。
また、各都道府県知事への届出のみで製造することが可能なものとなります。

■医薬部外品の薬用歯みがき類の場合
医薬部外品は、化粧品とは違って、各都道府県知事や厚生労働大臣が承認するものになります。
医薬部外品では、人体への作用が緩和なものということは化粧品と変わりませんが、有効成分を配合しているため、予防効果や特定の効能効果を訴求することが可能です。
薬用歯みがき類においては、使用方法・剤型に応じて、有効成分の配合や効能効果の指定が明確に決められています。
これらの「薬用歯みがき類」の承認基準は2021年7月1日より改正され、より製剤の機能性に応じた明確な内容となりました。
参考URL:(PMDA出典)https://www.mhlw.go.jp/content/000797783.pdf


いかがでしたでしょうか。日頃何気なく使用している「歯みがき粉」にもこのように様々な違いがあります。
昨今のコロナ禍で、マスク生活が続き口腔衛生への関心が高まる中、手軽にホームケアできる製品を好んで手に取る方も少なくはないかと思います。
ご自身が製品を購入する際、また事業としてオーラルケア市場への参入をご検討の際にご参考になれば幸いです。

天真堂では、悩みや使用シーンに応じた様々な「オーラルケア」の企画・製造を行っております。
化粧品から医薬部外品まで取り揃えておりますので、ぜひお問合せください。

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